[POINT2]売主様自らあまり営業をしないこと

購入者は、ご自身の目にとまった物件は、必ず見学したいと感じるのが普通です。 見学せずして購入する方は、まずいないに等しいと思います。

物件資料や内部写真だけではわからない部分を確認する作業を「内覧」と言います。内覧は、物件を購入するのに欠かせない大切な工程です。ここでは、書類で見た物件が本当にそのとおりであるのかを確認し、また、書類だけではわからなかった部分を再確認と精査することで、書類で見たよりも気に入っていただく場合もあるので、内覧は非常に重要な行動といってもいいでしょう。

売主様が必要以上にPRするのは逆効果です。

しかし、内覧が大切なものだということは売主様にもわかっていただけているのですが、だからといって必要以上に買主様にPRするのはかえって逆効果となる 場合もあるのです。実際、内覧に来たお客様に一生懸命売り込む方をよく見かけますが、そこまでする必要はありません。お客様はその行動をみて「売れなくて困っているのでは!なんでそんなに売り込むのかしら!」等と、変な勘ぐりをしてしまう可能性があるのです。せっかく物件そのものが好印象でも、内覧の際に押し売りをされてしまうと、お客様はせっかくの好印象をマイナス評価をしてしまうものです。

お客様が内覧に来る理由は「あくまでも確認」のためです。

お客様は、すでに書面や写真で物件についてみているので、気に入った部分の再確認や、わからない部分について見ておきたいと思っていらしているに過ぎないのです。お客様から聞かれたことがあればそれにお答えするという程度が、もっとも好印象に映ると思いますよ。