その5 空き家にした方が売れやすい!

経験上、引越して空家にしてから売却した方が売れやすい…と考える方が一般的ですね。

ご家族様の荷物が多すぎる場合など、実際の広さが解かりづらい場合や、物が置いてあると中がちゃんと見られないケースもあります。また、空室であれば、売主様の都合も関係なくいつでもご案内する事が可能になります。

しかし、工夫次第では居住中の方が生活感があり、購入後のイメージがつきやすい場合だってあります。お客様はその家の使われ方を見たり、売り手の人柄を見たりして、どのくらい大切にその家を使っていたか、家に対する思い入れを確認できるというメリットもあるのです。

居住中であれば、売主としてはいろいろな見せ方を工夫できるのも大きいでしょう。退去してみないとわからないでしょうが、居住中であればきれいにみえる部屋も、退去して家具や冷蔵庫が撤去されると、暮らしの汚れというものは結構気になるものです。

壁面も床面も、隠れていたところ、使用していたところ、それぞれに差が見られます。壁紙や床材をリフォームしたりしない限り、ちょっとやそっとのクリーニングでは経年変化の跡は消し去れないものです。

余裕があれば、部分的にリフォームをして売却する方法もあります。

場合によっては、現在暮らしているそのままを見ていただいた方が、相手の印象も良くなる事もあると思います。